ABC Cooking Travel

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「色から始まる食空間」連載続編♪ 食空間の色感覚を磨く、少人数イベント”iro cafe” 開催

みなさんこんにちは!ABC Cooking Travelです。
今回は、前回に引き続き「色」と「食」にまつわるエッセンスがつまった連載「色から始まる食空間」の後編をお届け。
色のプロである株式会社色彩塾さんと、食をキーワードに様々な企画を実施してきたABC Cooking Travelがコラボレーションしてお送りします。

 

 

連載を手がけて頂いているのはカラーコーディネーターとして幅広くご活躍中の株式会社色彩塾の代表、勝馬ちなつさん(下写真)。
理論と感覚の両方を取り入れた一般の方でも理解しやすい講座が好評で、全国各地や海外からも生徒さんが通う(延べ生徒数は1,500人以上!)人気講座も主催されています。

 

この度、色彩塾とABC Cooking Travelがコラボして「色」×「食」が学べるスペシャル企画、”iro cafe”を実施します!

ブログの最後にはこちらのイベントもご紹介させて頂いておりますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです♪(イベントの内容詳細はこちらからもご覧いただけます)

 

前編では色とお料理の教室が始まったきっかけやその人気の秘密をご紹介頂きましたが、後編ではいよいよ配色コーディネートについて具体的にご紹介頂きます。
「色」のパワーを借りて、食空間をさらに素敵にパワーアップさせたいというアカデミー会員の皆様にはぴったりの内容ですので、ぜひお読みになってみて下さい。

 

※勝馬ちなつさんのプロフィール、および前編の内容はこちらからご覧いただけます。

 

 


 

 

~色から始まる食空間 後編~

【食べたくなる色】

料理は、五感で感じて食すと、本当に美味しく感じます。

個人的には、「視覚」→「嗅覚」→「触覚」→「聴覚」…最後に、「味覚」なのではないかと。

 

「視覚」は、食材の彩りや盛り付け、食器、テーブルコーディネート、そして、インテリアのシーンまで。見た目の印象は、美味しさに繋がると考えています。

陰陽五行の考え方から、5色の色を食べると健康になると言われています。この5色は、5つの臓器とも繋がっていて、バランスの良い栄養素が取れるのです。松花堂弁当や懐石料理も5色。

 

彩り豊かなお料理をまずは、「視覚」から感じて下さい。

2番目に「嗅覚」。

味覚へつなげていくための大事な役目で、香りによって食欲も湧いてきます。経験値から、匂いで美味しさをイメージできるので、視覚と同様、大事な感覚です。

続いて、「触覚」と「聴覚」。

盛り付けられた食器から、口に運び入れる時に、冷たさや温かさを… 咀嚼しながら食感を音で感じる。そんな、感覚です。

最後に、「味覚」。美味しい…

そんな、5つの感覚を感じながら、味わう食事の幸福感と豊かさは、格別ですね。

 

医食同源とは、よく言ったもので、日頃から、バランスの良い食事を取ると健康に良いとされていますが、なぜか、5つの季節(春・夏・秋・冬・土用)に旬な食材が食べたくなります。体はとても正直です。

冬に体内で溜め込んだ毒素を、春の苦い野菜でデトックス。

 

芽吹きの季節に出てくる野菜は、えぐみが強いのですが、とても私たちの体に必要な栄養素となります。(青を食べる)

季節と季節の間を土用と言いますね。隙間の季節は、体調を崩す人が多いので、体力をつけるという意味で、スタミナ料理をいただきます。(黄を食べる)

 

夏は、夏バテ防止に暖色系の赤い食べ物で食欲増進させたいところです。夏は、辛味のものがなぜか食べたくなりますね。冷えにも効果あり。しかし、代謝アップのために本当は、夏より、こもりがちな冬の方が良い気もしますが…。私は、冬の火鍋が大好きです。(赤を食べる)

秋は、夏の疲れを癒すために、胃腸に優しい白い食材を食べると良いと言われています。

立秋から秋へ。まだまだ暑い夏ではありますが、良質な白のタンパク質で、少しずつ準備を始めるようにしています。(白を食べる)

冬は、エネルギ―を蓄える大事な季節です。海藻類やキノコ類、黒い豆、黒ゴマの黒い食材を食べると良いと言われています。腎機能が弱まる冬には、体温を上げて血を増やす働きのある栄養素を黒で積極的に取り入れることを心がけています。(黒を食べる)

こんな風に、5色を1年通して体に取り入れること、また、日々の食事で色を意識する日常をとても大切にしています。

続いては、その色を使った配色コーディネートのお話です。

 

 

 

【配色コーディネート】

 

 

食事を美味しく見せるためには、いくつかのポイントがあります。

 

テーブルカラーコーディネートは、食事が主役。その食材の彩りを活かすためには、

お皿やランチョンマットなどの色は脇役として、色を引き算していくことをおススメしています。

つまり、彩度(鮮やかさ)の高い食卓は、対比による視覚効果で、主役の食事が沈んで見えるという現象が起こります。出来れば、食欲増進させる暖色系の色をおススメしますが、寒色系の食卓でも、写真にあるように彩度を下げて、グレイッシュでシックなテーブル空間を作れば、食材は美味しそうに見えるはずです。

食事の場面に合わせて、イメージを変える…テーブル周りの演出は、とても大切です。

 

カフェ飯やイタリアンには、カジュアルなスタイルで。ポイントにカラフルな食器をプラスして、リズムのあるコーディネートに。

中華は、磁器を使ってオリエンタルスタイルでコーディネートします。赤い漆を組み合わせれば東洋×西洋文化のミックスで、ニュアンスのある配色に。(中差色相配色と言います)

フレンチスタイルは、磁器を使ったエレガントなコーディネート。色は、濁りのない清色中心に明るめのトーンを使います。デザインも曲線を意識したラインを選びます。

和食は、土物を使って陶器でモダンに仕上げれば、スタイリッシュに。(コントラスト配色)

このように、イメージを考えると、お皿やカトラリー、ランチョンマットの選び方も変わってきます。インテリアの空間も合わせてみると、本当にバランスのいいコーディネートが完成します。

 

しかし、日常の食事の場面は、一つのイメージでまとめることが出来ない場合が多いので、配色を使ったコーディネートを心がけています。

色がまとまっていると、心地よく美味しそうに見えます。テイストが違っていても、食空間は整っていきますので、ぜひ、以下の配色でまとめてみて下さい。

 

①同系・類似色相配色

②同系・類似トーン配色

③対照色相配色

④明度コントラスト配色

⑤無彩色系

続いては、いよいよ色カフェについてご紹介します。

 

 

【色の働き】

 

 

最後は、5色「赤・青(緑)・黄・白・黒」を食べるお話し。

 

「食べたくなる色」の中で、陰陽五行の5色について触れましたが、1日を通して5色を食べるとバランスが良く、健康になると言われています。

この5色は、栄養素や臓器と連動しているので、とても大切です。

 

赤色は、血液を増やし、心臓の機能を高めます。虚弱体質や手足の冷えにも効果があります。良質のたんぱく質、脂肪を含む肉や魚の食品群で、魚にはからだにやさしい不飽和脂肪酸、赤い野菜には ベータカロチンが豊富に含まれています。

 

青(緑)色は、肝臓の血液循環を促進し、代謝作用を助けます。疲労回復、免疫力強化の作用もあります。ミネラルやビタミンをたっぷり含んだ春菊、ほうれん草、ねぎ等の緑色野菜の食品群です。

 

黄色は、脾臓の機能を高めて新陳代謝を活発にします。畑の肉といわれる栄養価に優れた大豆製品の味噌・がんもどき・油揚げのほか、ビタミン類が豊富に含まれるかぼちゃ、ぎんなん、レモンやゆず等を含む柑橘系の食品群です。

 

白色は、肺機能の強化のほか、胃腸機能の改善に効果があります。炭水化物のご飯、うどん等の穀類の他、良質のたんぱく質を多く含む白身魚、豆腐、大根や白菜等、淡色野菜などの食品群です。

黒色は、腎機能を高め、排泄作用を促します。低カロリーで食物繊維、ミネラルが豊富に含まれる昆布、わかめ、こんにゃく、きくらげ、キノコ類等です。少し、意識して食べることが必要な食品群です。

 

 

以上、この5色は日々の食事だけでなく、季節によっても旬の野菜や魚からも摂取しやすい、又は必要な食べ物ですので、今回色彩塾で、1年を通して体を健康に整え、色を食す「色カフェ」料理イベントを企画致しました。

 

色を食べることには、全て意味がある…

そんなお話と、色を使った食器やテーブル配色コーディネートのご紹介をさせて頂きます。簡単レシピでおもてなし。ちょっとしたアイディアで、美味しくて、栄養バランスのとれた食事に変化します。ぜひ、たくさんの方にご参加頂ければと思っています。

皆様とお会いできる日を、楽しみにしています。

株式会社色彩塾 勝馬ちなつ

 

 


 いかがでしたでしょうか?

前半では勝馬先生がカラーコーディネーターとして独立して道を切り拓かれた軌跡をつづって頂き、

後半は食材自体の色から、色の理論に基づく食器づかいまで、日々の食卓を彩る「色」を、様々な観点からご紹介頂きました。

こちらの連載でご紹介頂いたエッセンスを凝縮し、食空間の色感覚を磨ける少人数限定イベントiro cafeを開催致します。

連載を通して、勝馬先生のご活動に興味を持っていただいた方も、食卓の配色コーディネートをブラシュアップさせたいという方も、健康のために食のバランスを見直したいという方も、みなさまふるってご参加下さい★

定員は8名様限定となっておりますので、お早目のお申込みをお待ちしております!

 

 

\「色」を視点に食のコーディネートを学ぶ/

「色を食べる」iro cafe

(シリーズ5回開催予定

 

 

日本料理には五法・五味・五色・五適・五感という考え方があり、食卓に5色の食材があるとバランスの良い食事になると言われています。
今回のカフェイベントは、この五色=赤・青・黄・白・黒 の各色をテーマに、

色彩豊かに、美味しく楽しい食事空間を作るアイディア満載の、スペシャルイベント。

まずはテーマに沿った内容で【お料理の話(食材やレシピについて)】、【テーブルカラーコーディネートや食器のお話】をさせていただき、その後皆さんで各回のテーマカラーに合わせてご用意したお食事を楽しんでいただきます♪

 

シリーズ5回開催で、それぞれの季節に合ったカラーを回ごとに設定していますので、

折々の季節を感じつつ楽しんで頂ける内容となっています。

また、色のお話・お料理のお話の際に資料とレシピをお渡ししますので、日々の献立にも役立てて頂けます。

初回は9月、黄を食べる。

 

***黄を食べる***
~Menu例~

・とうもろこしの甘いスープ

・キャロットラペ

・銀杏と雑穀のオムレツ

・ハニーマスタードチキン

・きのこと牡蠣のソテー

・イングリッシュマフィン

・かぼちゃのチーズケーキ

・コーヒー、紅茶

***********

*こちらのメニューは参考例ですので変更となる場合がございます。

 

 

 

会場は『森のテラス』。木のぬくもりが感じられる、ゆったりとした時間の流れる素敵な会場をお借りして実施します。

 

今回、ABC会員様向けのスペシャル企画として、完全予約制、8名様限定でご案内いたします!

シリーズの5回中1回のみでもご参加頂けます。

各回異なる内容で、ご参加チャンスは一度きりですので、ご興味を持たれた方はお早目のお問合せをお待ちしております!

お問合せもお気軽に、記事の最後に記載の【お問合せ先】まで♪

 

 


 

♪イベント詳細♪

 

開催日時:

初回(黄の回): 2019年9月28日(土)

第一部 10:30~12:30、第二部 13:30~15:30

(第一部:残席あと1名様!、第二部:残席あとわずか!

※お申込みの際、第一部と第二部のどちらでも可として頂けますと、ご案内できる可能性が高いです。

今後の開催予定日(変更となる場合もございます)
黄の回⇒2019年9月28日
白の回⇒2019年11月30日
黒の回⇒2020年2月8日
青の回⇒2020年4月25日
赤の回⇒2020年7月4日

※ご希望の回をお選び頂けます。(1講座だけでも受講可能)

 

 

会場:

森のテラス
東京都大田区千鳥2-6-5

 

定員:

各回限定8名様(定員になり次第、お申込みを締切らせていただきます)

今回は「黄の回」のお申込み受付となります。

 

持ち物:

必要な方は筆記用具をお持ちください

 

ご参加料金 :

10,800円

※キャンセルポリシー

実施日の31日以上前までのキャンセル:キャンセル料なし

実施日の30日前以降のキャンセル:会費の100%のキャンセル料

注意事項:
①交通費は含まれません。ご自身で会場までお越し下さい。
②ABC会員様以外もお申し込み頂けます。

③開催の決定について、開催最低人数に達しない場合にはキャンセルとなり、会費はご返金させて頂きます。

 

お申し込み方法:

下記を明記の上、contact@abccooking-t.jp(担当:新川、落)にご連絡下さい。

こちらから、お支払用(カード支払)決済URLをお送り致します。

①希望講座時間 第1部、第2部、またはどちらでも可とご記入下さい。

※お申込みの際、第一部と第二部のどちらでも可として頂けますと、ご案内できる可能性が高いです。

②ご氏名

③メールアドレス

 ※PCメールを受信可能なアドレス

④ご参加人数

⑤ご同伴者のお名前(いる場合)

⑥代表者の電話番号

事前に質問しておきたいこと(ございましたら)

※携帯電話、スマートフォン、iPhoneの設定を【受信拒否設定】にされている方はメールが届かない場合があります。

※ドメイン指定受信で「@abccooking-t.jop」を許可するように設定してください。

 

 

 

【お問合せ先】

株式会社エービーシーキャピタル 

ABC Cooking Travel トラベル事業部 

新川・落
TEL: 03-6206-3434
営業時間: 9:30~17:00(月~金) 
 

こちらからもお問合せ頂けます↓

https://abccooking-t.jp/world/contactus/