ABC Cooking Travel

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「色から始まる食空間」連載スタート♪ 色のパワーを取り入れて、食をもっと楽しく!

みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?ABC Cooking Travelです。
毎日のお料理、「色」という視点からじっくり考えたことはありますか?
今回は、色のパワーを借りて元気になりたいこの時期にぴったりの連載、「色から始まる食空間」をお届けします。
「色」のパワーを上手に使って、こだわりの食空間を更に豊かにしてみませんか?

 

この色のパワーの活用術を広めるために、精力的に活動されているのが株式会社色彩塾さんです。
そして今回、「食」をキーワードにさまざまな企画をしてきたABC Cooking Travelが、色彩塾さんとコラボレーション。
色彩塾代表の勝馬ちなつさんをお迎えし、2回の連載形式で、色が食空間にもたらしてくれるパワーをお伝えしていきます。

 

 

カラーコーディネートに関する著書も多く、料理研究家さんと一緒にカラースタイリング講座をするなど、食分野でも活躍されている勝馬さん。
「小さな積み重ねで磨かれる色感覚を、一人でも多くの方に伝え、体感してもらえたら」という想いを胸に日々活動されている勝馬さんが色と食空間について綴って下さいました。

連載第1回目では、色とお料理の教室が始まったきっかけ、始めた頃の試行錯誤の様子と、その人気の秘密を、当時のお写真と一緒に振り返って頂きます。
また、ブログの最後には色彩塾とABC Cooking Travelがコラボしてお送りするとっておきの「色」×「食」が学べるイベントのお知らせもありますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです♪

 

 

 

 

勝馬ちなつさんプロフィール

勝馬 ちなつ Chinatsu Katsuma
株式会社色彩塾 代表取締役
カラーデザイナー
インテリアコーディネーター

 

 

<経歴>

 

大学在学中から、有限会社クロマ色彩研究所に学び、卒業後に同社入社。

インテリア・パーソナルコーディネートの仕事に就き、ファッション色彩・カラー講演会まで幅広く担当。

 

1996年~
フリーで活動。色の豊かさを多くの方に知ってもらうため、20年あまり色彩指導に力を注ぐ。

 

 

2004年~
色彩塾スタート。

色をキーワードに多数の講座を開催し、全国各地から、また近年は海外からも受講者が通う。(延べ生徒数1500人以上が参加)
色彩学をベースにしたパーソナルカラーコンサルティングシステム「color+shape®」(商標登録)を開発し、

コンサルタントも養成(カラーシェイプコーディネーター)。
色彩学に基づいたコンサルティングは一般の方も理解しやすく、コーディネートも広がると好評。

 

 

2014年~
株式会社色彩塾として法人化。

 

 

 

2016年~
色彩塾 色と食のイベント「iro cafe」を新たな取り組みとしてスタート。
日本料理の五色=赤・青・黄・白・黒の各テーマで、季節を感じ、色彩を豊かに取り入れ、

美味しく楽しく食事ができる空間作りのアイディアを提案する新しいタイプの料理イベント。
衣食住の幅広い分野での色彩指導に今後も精力的に取り組んでいく予定。

 

 


 

 

~色から始まる食空間 前編~

【趣味が高じて料理教室】

 

初めまして、色彩塾の勝馬です。

カラーコーディネーターとして30年。長い間、色と付き合っていますが、暮らしの中にあるもの全てが色と繋がっているので、もはや私のライフスタイルがカラーの世界。色漬けの日常です。衣食住のカラーコーディネートは、暮らしを豊かにします。

これから連載形式で、色から始まる食空間のエッセンスをお話しできればと思っています。読み終わるころには、少しだけ、色の世界観が見えてくるかと思います。

 

 

私は、料理上手な母の影響もあり、独身時代から料理を作ることが嫌いではありませんでした。好きかというと、ちょっと違って、「食べることが好き」といった方がいいかなと。

20代の独身時代からカラーの仕事をしていて、とても忙しかったので、時短で作れる料理、つまり、レシピのない適当な料理は得意でした。

小さいころからたくさんの和食器に囲まれて暮らしていました。料理が好きな人は、器にもこだわります。母もその一人。家には、陶器も磁器も溢れていました。どんなジャンルの料理にも、それらの和食器が使われていたと、薄っすら記憶があります。おもてなしの多い家で、育ちました。

 

インテリアコーディネートの仕事もしていたので、和食器や面白い調理道具を見る機会が多く、料理も大して作らないのに集めることが大好きでした。

当時、親友が料理研究家の栗原はるみさんの番組ディレクターをやっていて、私もよくご飯に連れていってもらいました。栗原先生の家庭料理は、簡単で美味しいレシピばかり。

お人柄も最高!チャーミングな先生です。ご多分に漏れず、栗原先生のファンになりました。器と料理のコーディネート、空間作り… やはり料理は、五感で感じて初めて美味しいと思えるものだと実感したのは、20代のこの頃です。

30歳で結婚をして、現在も兼業主婦ですが、ずっと料理と付き合わなければなりません。

もはや、主婦であればルーティンワーク。

時々、面倒だなと思う事がありますが、いかに楽しく、美味しく見せるか…そんな食空間のカラーコーディネートをいつも心がけています。

 

子供が小さい頃は、家で過ごすことが多かったので、近所のママ友に声をかけて、みんなで子育てをしていました。集まると子供を遊ばせながら、夕飯の時間に。

一人のママは子供たちをお風呂に入れてくれ、一人のママはおもちゃを片付けて掃除、私は料理が手早かったので、お料理担当…。いつも集まっているとそんな感じで役割が決まっていきました。

おもてなしは嫌いではないので、たくさんの器で食空間をコーディネートしながら、子供に食べさせ、ママたちはお酒を飲み、摘まみながらおしゃべり。

残れば、それぞれの家に持ち帰り、ご主人様の夕飯に。又は、次の日のお弁当に…

 

そんな日常から、ある友人が「カラーのお話とお料理の教室やってよ。人集めるから!」

と言ったことがきっかけで、子育てと本業の仕事の合間に、ちょっと変わった料理教室が始まったのでした…

 

 

 

【ちょっと変わった料理教室】

 

そんな、友人からの一言で調子よく始めてしまった料理教室ですが、私は色の専門家。

料理の専門家ではありません。料理を教えるなんて、おこがましいにも程がある。

私の出来ることは、食空間を色でコントロールして、普段から使っている夕飯の食材で、お酒も飲めておもてなしも出来る簡単レシピをお伝えする事。そんなちょっと変わった、色から始まる料理教室をスタートさせました。

食にまつわる色の話。

お料理のテーマに合わせたインテリアコーディネート。(毎回イメージを変えて、食器、ランチョン、小物、アート、花をアレンジ)

フライヤーのデザインも出来たので、自らデザイン。

子供が幼稚園に通ってる間に一人で来られる方や、未就園児を連れて来られる方もいらっしゃいました。

最初は、1クラスだったのに、口コミで13クラスにまで広がりました。当時、色と料理の教室は、珍しかったようです。

 

 

月の半分は色と料理の教室。残り半分は、インテリアとテーブル周りのコーディネートプランとレシピ開発。

大匙1なのか、大匙2/3なのか…  

味の浸み方が変わる切り方は、どんな切り方なのか… 

あとひと味、何を足せばおもてなし風になるか…

あの頃は、台所にメモ帳をおいて書き込み、子育てと仕事の合間に何度も何度も試作して、形にしていました。

 

器も、独身時代から趣味で集めていたので、たくさんありました。

テーマに合わせて新たに購入したものもありますが、母から譲り受けたものもありましたし、義母が茶懐石で使っていた信玄弁当や、身内が住んでいたマレーシアのピューターや、タイのパガン塗りのランチョンなど、面白いアイテムをたくさん使って様々な料理に挑戦しました。

 

 

何が一体共感を得られたのか?

普段使いの料理だったからなのか?

カラーコーディネーターの目線から組み立てるテーブル周りや空間のコーディネートだったから?

色の話が面白い?

未だに解明できませんが、私なりに分析すると、色で整える食空間が新しかったからだと思っています。色には理論があるということ。それを知ると日々の暮らしがこんなにも楽しく、家族みんなが食を通して感性が豊かに育つということ。そんな、私にとっては日常の中で当たり前にやってきたことですが、教室を通して感じてもらえたよい機会でした。

 

だんだん、色の話がマニアックになってきたので、3年後には色と料理を切り離し、「色彩塾」として本業にシフトしていきました。

そんな、15年前のお話しです…

では、実際、色の世界と食文化は、どんな関係があるのか、美味しい色って何?どうやって美味しそうに見せるのか?

続きは、次回に…

 

 


 

いかがでしたか?30年間色に向き合ってきた勝馬さん、「ライフスタイルがカラーの世界」とおっしゃる通り、幼少期、独身時代、ご結婚された後の子育て中も継続して色の視点を持ち続けた、色のプロであることが伝わってきますね。

色から始まる食空間、これからの連載も楽しみです。

勝馬さんの文章を通して、色と食の世界にご興味を持っていただいた方は、ぜひ下記のイベントものぞいてみて下さい! ABC会員様向けに、少人数限定で「色×食」をテーマにお届けするカフェイベントとなっています♪

 

 

 

\「色」を視点に食のコーディネートを学ぶ/

「色を食べる」iro cafe

(シリーズ5回開催予定

 

 

日本料理には五法・五味・五色・五適・五感という考え方があり、食卓に5色の食材があるとバランスの良い食事になると言われています。
今回のカフェイベントは、この五色=赤・青・黄・白・黒 の各色をテーマに、

色彩豊かに、美味しく楽しい食事空間を作るアイディア満載の、スペシャルイベント。

まずはテーマに沿った内容で【お料理の話(食材やレシピについて)】、【テーブルカラーコーディネートや食器のお話】をさせていただき、その後皆さんで各回のテーマカラーに合わせてご用意したお食事を楽しんでいただきます♪

 

シリーズ5回開催で、それぞれの季節に合ったカラーを回ごとに設定していますので、

折々の季節を感じつつ楽しんで頂ける内容となっています。

また、色のお話・お料理のお話の際に資料とレシピをお渡ししますので、日々の献立にも役立てて頂けます。

初回は9月、黄を食べる。

 

***黄を食べる***
~Menu例~

・とうもろこしの甘いスープ

・キャロットラペ

・銀杏と雑穀のオムレツ

・ハニーマスタードチキン

・きのこと牡蠣のソテー

・イングリッシュマフィン

・かぼちゃのチーズケーキ

・コーヒー、紅茶

***********

*こちらのメニューは参考例ですので変更となる場合がございます。

 

 

 

会場は『森のテラス』。木のぬくもりが感じられる、ゆったりとした時間の流れる素敵な会場をお借りして実施します。

 

今回、ABC会員様向けのスペシャル企画として、完全予約制、8名様限定でご案内いたします!

シリーズの5回中1回のみでもご参加頂けます。

各回異なる内容で、ご参加チャンスは一度きりですので、ご興味を持たれた方はお早目のお問合せをお待ちしております!

お問合せもお気軽に、記事の最後に記載の【お問合せ先】まで♪


♪イベント詳細♪

 

開催日時:

初回(黄の回): 2019年9月28日(土)

第一部 10:30~12:30、第二部 13:30~15:30

今後の開催予定日(変更となる場合もございます)
黄の回⇒2019年9月28日
白の回⇒2019年11月30日
黒の回⇒2020年2月8日
青の回⇒2020年4月25日
赤の回⇒2020年7月4日

※ご希望の回をお選び頂けます。(1講座だけでも受講可能)

 

会場:

森のテラス
東京都大田区千鳥2-6-5

 

定員:

限定8名様(定員になり次第、お申込みを締切らせていただきます)

今回は「黄の回」のお申込み受付となります。

持ち物:

必要な方は筆記用具をお持ちください

 

ご参加料金 :

10,800円

※キャンセルポリシー

実施日の31日以上前までのキャンセル:キャンセル料なし

実施日の30日前以降のキャンセル:会費の100%のキャンセル料

注意事項:
①交通費は含まれません。ご自身で会場までお越し下さい。
②ABC会員様以外もお申し込み頂けます。

③開催の決定について、開催最低人数に達しない場合にはキャンセルとなり、会費はご返金させて頂きます。

 

お申し込み方法:

下記を明記の上、contact@abccooking-t.jp(担当:新川、落)にご連絡下さい。

こちらから、お支払用(カード支払)決済URLをお送り致します。

①希望講座時間 第1部または第2部かをお選び下さい。

②ご氏名

③メールアドレス

 ※PCメールを受信可能なアドレス

④ご参加人数

⑤ご同伴者のお名前(いらっしゃる場合)

⑥代表者の電話番号

事前に質問しておきたいこと(ございましたら)

※携帯電話、スマートフォン、iPhoneの設定を【受信拒否設定】にされている方はメールが届かない場合があります。

※ドメイン指定受信で「@abccooking-t.jop」を許可するように設定してください。

 

 

 

【お問合せ先】

株式会社エービーシーキャピタル 

ABC Cooking Travel トラベル事業部 

新川・落
TEL: 03-6206-3434
営業時間: 9:30~17:00(月~金) 
 

こちらからもお問合せ頂けます↓

https://abccooking-t.jp/world/contactus/